ユズリハ
登山口近くから森の中まで
ユズリハはあちこちで見られます。
いつもの登山道を登った所には
ユズリハの道が待っています。
ここのユズリハは大人の身長からそれ以上。
目の高さに葉が茂っています。
その幹に見える葉痕がちょっと良いのです。
とぼけた顔をしていて
トーテムポールのようにいくつも付いています。
歩いていたら何度もいくつも目が合います。
目や鼻に見える部分は養分や水分を運ぶ管。
帽子かポンパドールみたいに見える部分は冬芽です。
オニグルミの葉痕が羊の顔をしていて有名なようですが
ユズリハの葉痕も負けず劣らずファニーフェイスで可愛い。
ユズリハに漢字をあてると「譲り葉」と書きます。
新しい葉が生えそろったら
代を譲るように一世代前の葉は揃って葉を落とします。
新しい代に役目を譲るから付いた名前だそうです。
新しい葉に代を譲ると
こんなに可愛い顔が現れます。
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