一番、大切なこと



森へ行くと 

そこに樹々があり花が咲いています。 


いつも何かの植物があるので 

そこに在る事は当然のように思えます。





けれど実際は、

樹々や花は奇跡的にその場所にいます。 


自分に合う土壌があり

太陽の日差しがあり

風に倒れたりせずに

雨が適度に降ること。


そして他の命に食べられないこと。





自分が育つ環境と

他の命からの影響の中で


その中で彼ら自身が自分の為に選んだ選択の結果、

彼らはそこにいます。



彼らの奇跡は彼らが創っています。


 



どの命も自分の為に生まれてきます。 

どう自分を創っていくか、 

その経験の為に生まれてきます。 


生きている植物たちは 

どんな条件でも自分を輝かせるのだと 、


例え自分を締め付けるつる植物に巻き付かれる時も

病原菌が降って来る時も

自分の為に出来る事をします。 





他の命の想いで生きた時に 

他の命に従属してしまった時に 

自分を尊重する事を諦めた時に 


彼らは死に向かい始めます。 






自分の為に生きる事、 

それ以外はしなくていいことです。  



他の命の事はありのままを認める。 

これ以上はしなくていいことです。 






私たちは植物と違いどこへでも行けます。 


どんな生き方を選んでも、 

自分以上に 

自分の想い以上に 

大切にしなくてはいけないものは 

この世には何一つないのだと思います。    




地球の住人

角野康子

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