自分と世界と
森の中の樹々や植物が
その世界に生きている事、それは奇跡です。
沢山の条件が満たされて初めて存在出来ます。
自分がそこに存在し続ける事は
とてもパワーが必要です。
自分の命を生きるために
彼らは持てる力を惜しみなく使います。
何かの問題が持ち上がると、
彼らは対処法を自分の中から探し出し
今ある力を使って解決にあたります。
彼らは環境と闘っているように見えます。
しかし実際は
どう解決するか
自分に何が出来るか
自分の中で試行錯誤しています。
私たちの目にどんなに小さく映る存在も
彼らはそうやってどんどん成長していきます。
他をあるがままで受け入れて
自分のありのままに生きる事。
それは究極の個人主義のように見えます。
しかしみんな、
それぞれ根っこで繋がっています。
太陽も大気も水も皆で使います。
天然の森は、
大いなる自然は、
自由に表現する個が集まって
全体を創っています。
全体を創る為に
個が犠牲になることは決してありません。
そんな彼らの在り方は
自分に忠実である事を
いつの間にか忘れてしまった
私たち自身の在り方を
静かに示してくれているように思います。
その在り方で生きる時、
計り知れない本当の自分に出会える気がします。
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