自信
森の樹々は
自分の好きに枝を伸ばし葉を付け
身体に見合う根を張り
自由に思いのままに自分を創っていきます。
ある樹が伸ばす枝、
それは他の樹にとってただそこにあるものです。
沢山の葉を付けて賑やかに話そうとも
花の香りを辺り一面に漂わせようとも
例え何かの虫を沢山つけてしまっていても
彼らは普段通りの日常を送るだけです。
もしその虫が自分に及んでも
自分に起こる事は自分で責任を負います。
だから彼らは周りに気兼ねすること無く
自分を自由に表現し根を張り続けます。
皆が皆、自由な表現が生来の本質です。
ありのままを認める事はその命を尊重する事です。
その命をまるごと認め肯定する愛です。
褒められてつく自信は
きっと否定されるときには無くなります。
何かを成し遂げて得られる自信は
何かをしないと得られないという気持ちを作ります。
何かをしなくても
頑張らなくても
誰かの気持ちに添わなくても
ただそこに存在して良い
自分で在って良い
その事が当然、と言う
「無条件の愛」で
何があっても壊れない
根拠の要らない自信と自尊心が作られます。
その土台は
好奇心、
探求心を壊すことなく
自分でその想いを形にしていく知性を育てます。
失敗を失敗と思わないしなやかな強さを育てます。
そんな森の樹々のコミュニティの在り方は
たっぷりの愛の中で
自分たちを自由に表現し成長させていける
理想の先生となってくれる気がします。
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